小鬼
2006年 04月 16日
小鬼がいる。
といっても、実際に手に触れる事は出来ないし、見に見えているわけでもない。
でも、小鬼はいる。
どこにでもいる。
小鬼は、あまり喋らない。
僕は小鬼の事をよく知らないが、小鬼は僕の好きそうなものをよく知っている。
何かを見つけては、そっちに僕の気を引く。
先に立って歩き出すこともあるので、僕はその後ろをついていく。
小鬼が見せるモノや場所は、多くの人にとっては無意味でツマラナイモノだったりするが、僕には何か考えさせられたり、発想の種になるものばかりだ。
でも、「答」をくれることは、まずナイ。
きっと、こだわりがあるのだ。
小鬼はいる。
目に見えないし、触る事も出来ないが、僕は知っている。
小鬼は、僕にとって「いることになっている」のだ、と。
by KON_RON8
| 2006-04-16 18:49